HCD基礎検定 発展総合50問

  1. 練習問題151: 過疎地域の移動課題に対し、住民向け配車サービスを構想している。ソーシャルイノベーションとしてHCDを進める最初の判断はど

    正解: ア 要点: 移動を単独のアプリ機能でなく、交通・制度・目的地をまたぐ価値交換のシステムとして捉えるのが出発点です。

  2. 練習問題152: AIを使った窓口案内をDX施策として導入したが、高齢者の手続完了率が下がった。HCDの観点で次に行うことはどれか。

    正解: エ 要点: DXの成否はAI精度ではなく、有人支援への引継ぎを含む一連の手続完了率と失敗過程で判断します。

  3. 練習問題153: 学習アプリが連続利用を促す通知を増やした結果、利用時間は伸びたが不安の訴えも増えた。ウェルビーイングを重視した判断はどれ

    正解: ウ 要点: 通知による利用時間の増加と学習成果を分け、心理的負担と頻度を選べる自己決定も評価します。

  4. 練習問題154: 新規事業案Aは利用者課題の根拠が強いが短期売上は小さく、案Bは売上予測が大きいが利用者検証がない。デザイン経営として適切

    正解: イ 要点: デザイン経営は、重大な不確実性を小さな実証で確かめてから投資する意思決定です。

  5. 練習問題155: 採用AIで特定属性の通過率が低いことが分かった。人間中心AIとして最も適切な対応はどれか。

    正解: ア 要点: 人間中心AIでは、精度だけでなく学習データと判断過程を監査し、異議申立ての経路を用意します。

  6. 練習問題156: 複数部門が『解約増加』の原因を異なる視点で説明している。デザイン態度を生かした進め方はどれか。

    正解: エ 要点: 解約原因を一つに固定せず、部門ごとの説明を仮説として可視化し、試作と調査で問題設定を更新します。

  7. 練習問題157: 音声入力サービスの評価参加者を募集する。平均的な利用者だけでは見落としが大きい条件はどれか。

    正解: ウ 要点: 音声入力の弱点は端の利用状況で現れるため、失敗の影響が大きいエクストリームユーザーを層化して含めます。

  8. 練習問題158: HCD活動の進捗会議で、インタビュー件数は計画どおりだが設計判断が変わっていない。次に確認すべき指標はどれか。

    正解: イ 要点: インタビュー件数は投入量です。検証した仮説、根拠の強さ、変わった判断をHCDの成果として追います。

  9. 練習問題159: リーンUXで『検索候補を自動表示すれば商品発見率が上がる』という仮説を検証する。適切な実験計画はどれか。

    正解: ア 要点: 検索候補の仮説は、総検索回数でなく商品発見成功率と失敗経路を、最小の試作で比較して反証可能にします。

  10. 練習問題160: 自治体の申請サービスを刷新する超上流段階で、最も投資リスクを下げるHCD活動はどれか。

    正解: エ 要点: 超上流では画面案を広げる前に、申請者・職員・制度が交わる失敗へ調査範囲を絞り、価値仮説を確かめます。

  11. 練習問題161: 保険請求システムの直接利用者は担当職員だが、審査結果は契約者へ影響する。間接ユーザーを計画に含める方法はどれか。

    正解: ウ 要点: 間接ユーザーである契約者には、操作性ではなく結果の説明可能性と不服申立ての経路を検証します。

  12. 練習問題162: オンライン本人確認の評価計画を作る。支援技術利用者を含むアクセシビリティ計画として適切なものはどれか。

    正解: イ 要点: 本人確認の重要タスクごとに読み上げ・拡大・スイッチ操作を対応付け、自動検査と当事者評価を早期から重ねます。

  13. 練習問題163: 海外拠点の保守作業を調べたところ、手順書と異なる道具の置き方が定着していた。文化人類学的な理解として適切な対応はどれか。

    正解: ア 要点: 道具の配置を標準からの逸脱と即断せず、観察と作業者の語りを往復して安全・熟練・協働上の意味を解釈します。

  14. 練習問題164: 半構造化インタビューで参加者が『通知が怖い』と答えた。誘導を避けながら深掘りする質問はどれか。

    正解: エ 要点: 『怖い』の原因候補を示さず、直近の通知の前後に起きた出来事を聞くと、参加者自身の文脈を掘り下げられます。

  15. 練習問題165: 職場のハラスメント相談サービスについてフォーカスグループを計画している。方法上のリスクを抑える判断はどれか。

    正解: ウ 要点: ハラスメント経験は集団内の開示や権力差が害になり得るため、個別面接など安全に語れる方法を優先します。

  16. 練習問題166: 新サービスの選択式アンケートで回答率が20%だった。結果の解釈として適切なものはどれか。

    正解: イ 要点: 回答率が低い調査は、非回答バイアスを検討して一般化の範囲を限定し他データと照合します。

  17. 練習問題167: UXカーブで長期利用者が『半年前から急に良くなった』と描いた。分析時に必要な扱いはどれか。

    正解: ア 要点: UXカーブの時点や変化量は回顧による再構成を含むため、日記・ログ・リリース履歴と照合して解釈します。

  18. 練習問題168: 配送遅延の苦情をサービスブループリントで分析すると、顧客への通知前に複数部門の引継ぎがあった。改善の優先判断はどれか。

    正解: エ 要点: サービスブループリントは、顧客行動と部門間の引継ぎを結び、可視・不可視の失敗点を探します。

  19. 練習問題169: KA法で『会議前に自分用メモを作る』という行為から価値を抽出する。適切な解釈はどれか。

    正解: ウ 要点: KA法では『メモを作る』を機能要求へ直結させず、心の声を確かめて『発言への自信』などの経験価値へ抽象化します。

  20. 練習問題170: バリュープロポジションキャンバスで『経費精算を早く終えたい』を顧客ジョブに置いた。次の検証として適切なものはどれか。

    正解: イ 要点: キャンバスを埋めることより、承認待ちなど経費精算のペインと提案する支援の対応を具体的な状況で検証します。

  21. 練習問題171: 多職種ワークショップで、既存案への批判が続き新しい案が出ない。発散を回復する進行はどれか。

    正解: ア 要点: 発散段階では評価基準をいったん保留し、個人発想と視点変更で案の多様性を回復します。

  22. 練習問題172: 既存のデザインガイドラインが、災害時画面の緊急操作には適合しない。適切な扱いはどれか。

    正解: エ 要点: 災害時画面では形式的な一貫性より緊急操作の有効性を優先し、検証した例外をガイドラインの知識へ戻します。

  23. 練習問題173: 新しい医療機器の操作概念を評価したいが、実装前である。プロトタイプの忠実度を選ぶ判断はどれか。

    正解: ウ 要点: 忠実度は完成度ではなく仮説への適合で選び、医療機器では警報や時間変化など安全判断に必要な挙動へ範囲を絞ります。

  24. 練習問題174: デザインシステムの入力部品を更新したところ、複数製品で読み上げ順が崩れた。再発防止として適切な対応はどれか。

    正解: イ 要点: 読み上げ順は製品側で補修せず、共通部品のアクセシビリティ要件と支援技術テストをリリースゲートにします。

  25. 練習問題175: カードソートで得た分類を使ってサイト構造を作ったが、検索タスクの成功率が低い。次に行うことはどれか。

    正解: ア 要点: カードソートの分類は、ツリーテストで階層から情報へ到達できるかを別に検証します。

  26. 練習問題176: 送金操作で通信遅延が起きた際、利用者が送信ボタンを繰り返し押して二重処理が発生した。対話の原則に沿う改善はどれか。

    正解: エ 要点: 送金では受付状態を即時表示し、重複要求を防ぐ仕組みと取消しを組み合わせて二重処理を予防・回復します。

  27. 練習問題177: 業務システムのヘルプ閲覧率は低いが、入力エラー時の問い合わせが多い。ガイダンス設計として適切なものはどれか。

    正解: ウ 要点: 必要な場面で短い支援を示し、詳細へ段階的にアクセスできるようにします。

  28. 練習問題178: 旅行予約サービスのユーザーシナリオを設計判断に使う。適切な記述はどれか。

    正解: イ 要点: 予約変更シナリオはボタン手順でなく、移動中という状況、代替便を選ぶ目的、通信や時間の制約を時系列で描きます。

  29. 練習問題179: 専門家評価で問題が少なかった画面を利用者テストしたところ、完了率が低かった。結果の扱いはどれか。

    正解: ア 要点: 原則違反を探す専門家評価と、特定利用者の目標達成を観察するテストは射程が違うため、失敗条件を対応付けて統合します。

  30. 練習問題180: 三人の専門家が同じ問題へ異なる重大度を付けた。インスペクション結果を改善優先度へ使う方法はどれか。

    正解: エ 要点: 重大度評定の不一致は、発生条件と利用者影響を共有して基準を調整し、必要なら実データで補います。

  31. 練習問題181: 新しいオンライン診療の構想について『使いたい』という評価は高いが、試作では予約を完了できない。適切な判断はどれか。

    正解: ウ 要点: 『使いたい』は価値提案の受容、予約完了は操作の有効性を示すため、別の仮説として両方を再検証します。

  32. 練習問題182: 顔認証入場サービスは操作が速い一方、利用者が生体情報の扱いを不安視している。受容性評価として適切な対応はどれか。

    正解: イ 要点: 顔認証の速さだけで受容を判断せず、生体情報への信頼、自由な同意、代替手段を利用文脈ごとに分けて評価します。

  33. 練習問題183: ECサイトのユーザビリティテストで、検索語を評価したい。誘導を抑えたタスク文はどれか。

    正解: ア 要点: 検索語を評価するタスクでは出張用の軽量バッグという目的と条件だけを示し、検索欄や操作順を教えません。

  34. 練習問題184: 評価で、低頻度だが送金額を誤る問題と、高頻度だが表示が一秒遅い問題が見つかった。優先順位の決め方はどれか。

    正解: エ 要点: 稀でも重大で回復困難な誤りは、発生頻度だけで優先順位を決めず影響と回復可能性で判断します。

  35. 練習問題185: 公開後、申込完了率は変わらないが問い合わせ内容が『料金が不安』へ変化した。次の運用分析はどれか。

    正解: ウ 要点: 運用では、ファネルを利用者属性で分け、問い合わせ内容と利用場面を照合して不安の影響を確かめます。

  36. 練習問題186: 主要ナビゲーションを変更するバージョンアップで、既存利用者の業務停止リスクがある。適切な展開はどれか。

    正解: イ 要点: ナビゲーション変更では既存利用者の学習済み手順を評価し、観測指標・停止条件・ロールバックを備えた段階配信にします。

  37. 練習問題187: アクセス解析で決済直前の離脱が増えた。原因仮説を絞るための次の調査はどれか。

    正解: ア 要点: 決済直前の離脱は、端末・経路別ログで条件を絞り、再現テストやインタビューで原因仮説を確かめます。

  38. 練習問題188: コンテンツ更新後、スクリーンリーダーで見出し移動が機能しなくなった。運用上の再発防止はどれか。

    正解: エ 要点: 見出し退行はページだけでなく生成元テンプレートを直し、構造検査とスクリーンリーダーの代表タスクを公開ゲートにします。

  39. 練習問題189: 二つの予約サービスをISO 9241-11の考え方で比較する。適切な測定設計はどれか。

    正解: ウ 要点: ISO 9241-11では、対象利用者・目標・利用状況をそろえ、有効性・効率・満足を文脈に沿って測ります。

  40. 練習問題190: 旧版を参照して作った遠隔医療の利用時品質チェックリストを、ISO/IEC 25019:2023へ対応させる判断はどれか。

    正解: イ 要点: ISO/IEC 25019:2023の3特性と副特性で利用文脈・利用結果の要求を組み直し、旧版5特性の名称変更で済ませません。

  41. 練習問題191: タッチ画面の平らな領域へ立体的な影と『押す』という表示を付けた。アフォーダンスとシグニファイアの説明として正しいものはど

    正解: ア 要点: タップできる関係がアフォーダンス、影や『押す』の表示が知覚可能なシグニファイアであり、両者を区別します。

  42. 練習問題192: 年に一度使う申請システムを刷新したところ、以前の利用者が操作を思い出せない。長期記憶を考慮した設計はどれか。

    正解: エ 要点: 再認は再生より容易なので、低頻度タスクでは手がかりで思い出せる設計にして想起の負担を下げます。

  43. 練習問題193: 複数画面の数値を覚えて比較する業務で入力ミスが多い。ワーキングメモリへの対応はどれか。

    正解: ウ 要点: 比較に必要な値を同じ画面へ並べ、まとまり化と外部記憶でワーキングメモリの保持・照合負担を下げます。

  44. 練習問題194: 薬剤選択画面で隣接する似た名称を誤って押すスリップが起きた。適切な対策はどれか。

    正解: イ 要点: スリップは実行段階の誤り、ミステイクは意図段階の誤りで、識別性向上と確認・取消しで実行時の誤りを防ぎます。

  45. 練習問題195: 暗い監視室で警報画面を開くと白い画面が表示され、その後しばらく周囲が見えにくくなる。視覚特性に沿う改善はどれか。

    正解: ア 要点: 暗順応した目への急な高輝度を抑えながら警報のコントラストを保ち、監視室の実環境で可読性を測ります。

  46. 練習問題196: 他社の公開教材を参考に自作教材へ図と解説を掲載する。著作権法上の引用として検討すべき条件はどれか。

    正解: エ 要点: 引用は出所明示だけで成立せず、必要性、引用部分の区別、主従関係、目的上正当な範囲を個別に確認します。

  47. 練習問題197: 災害情報アプリをDE&Iの観点で共創する。参加設計として適切なものはどれか。

    正解: ウ 要点: DE&Iの共創では情報保障や謝礼を整えるだけでなく、多様な当事者が課題設定と意思決定へ影響できる権限を設計します。

  48. 練習問題198: 医療サービスの服薬支援を改善する。患者の操作性だけに偏らない協働体制はどれか。

    正解: イ 要点: 服薬支援は患者の操作性だけでなく、自己決定、家族支援、薬剤師・医師の業務、安全リスクを早期に共同検証します。

  49. 練習問題199: 各部門が独自にユーザー調査を行い、矛盾する知見が蓄積している。人間中心組織へ改善する施策はどれか。

    正解: ア 要点: 人間中心組織では、調査目的・対象・証拠・意思決定を共通形式で残し、部門横断で再利用します。

  50. 練習問題200: 地域の食品ロス削減サービスを実証し、利用件数は増えた。ソーシャルイノベーションとして次に評価すべきものはどれか。

    正解: エ 要点: 利用件数はアウトプットです。食品廃棄量、便益と負担の分配、行動の持続性、別の場所へ移った外部性を追います。

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